無料で聴ける朗読、ラジオドラマについて

ラジオのオンエアのイメージ

この記事は、無料で聴ける朗読、ラジオドラマについて書いています。

NHKラジオで、朗読とラジオドラマを聴く

 

お金をかけないで、朗読やラジオドラマを聴くなら、NHKのラジオがおすすめです。

NHKのラジオには、朗読では「ラジオ文芸館」、「朗読」、「おはなしでてこい」があります。またラジオドラマとしては、「青春アドベンチャー」「FMシアター」「日曜名作座」が放送されています。

それぞれの放送時間、放送の種類は、下記のとおりです。

番号番組名朗読/ドラマ放送曜日時間
1ラジオ文芸館朗読FM/ラジオ第一深夜25:00~26:00
2朗読朗読ラジオ第二月~金
9:45~10:00
3お話でてこい朗読/ラジオドラマラジオ第二月~水9:30~9:45
4青春アドベンチャーラジオドラマFM月~金22:45~23:00
5FMシアターラジオドラマFM22:00~22:50
6日曜名作座ラジオドラマラジオ第一19:20~19:50

komiya

なんといっても、無料で聴けますので(NHKの受信料は払ってますが)お得です!!

ラジオ文芸館 日曜深夜25時~(NHKラジオ第一、NHK-FM)

 

NHKのアナウンサーが、「短編小説」を朗読します。

komiya

日曜深夜25時からの放送なので、リアルタイムで聴くことは難しいです。

 

NHKラジオのらじるらじる(インターネットで配信するラジオ)にある聴き逃しサービスで、好きな時間に聴く事ができるよ。ただ、配信期間が決まっているので(3~4週間くらい)その間に聴かないと、消されてしまうけどね。

ろうdog

 

2019年5月27日の朗読は、野坂律子:著「幸せな人」でした。

野坂律子:著「幸せな人」あらすじ

父から引き継いだ食品会社の2代目社長、横田幸大は何不自由なく順風満帆の人生を歩んでいた。しかし、食品会社の信用を揺るがす社内の不祥事、母の脳梗塞と厳しい状況に追い込まれる。

リハビリのため、小学生の漢字ドリルを進めるが、頑なに拒む母。そこには、社長夫人として何不自由なく暮らしていたと思っていた母の秘密があった。

 

komiya

母の意外な過去が、明らかになったとき、過去の出来事も、漢字ドリルのリハビリを拒絶する理由も、すべての謎が解ってきます。

厳しい状況でも、がんばろうと思えるとても良い作品です。ちょっとうるっときます。

 

 

5月20日の放送は、志賀直哉:作「赤西蠣太(あかにしかきた)」だったね。毎週、厳選された面白い短編が朗読されるよ。

ろうdog

 

 

公式HP『ラジオ文芸館』

 

 

FMシアター 土曜22時~22時50分(NHK-FM)

50分、1話完結のラジオドラマです。

出演者も、豪華で有名な俳優さんもたくさん出演されています。考えさせられる作品が多いです。

コメディタッチの作品からシリアスな作品まで、原作のあるものからオリジナルの脚本まで幅広い色々な作品が放送されています。

komiya

私は、気に入った作品を、録音し繰り返し聴いています。とくにヘビーローテションなのは、松尾スズキさんが脚本、本人も出演していた「祈り切れない夜の歌」です。落ち込んだときこの作品を聴くと、少し元気になれます。

「祈り切れない夜の歌」あらすじ

主人公は重い障害を持ってうまれたタイジ。「アー、ウー」としかしゃべれないので、両親も周りの大人もタイジが赤ちゃんなみの知能しかないと思っています。しかし、タイジは、頭の中で、普通の人と同じように色々なことを理解し、考えています。

甲斐性のない父(松尾スズキさんが演じている)に代わって、母のハルコは、自分の力でタイジを育てて行こうと考えます。ハルコは、身寄りもなく恵まれない環境で学校に通うことができない少女フジコを養女とし、タイジの世話をさせ、自分は保険の外交員として働きはじめます。ハルコは、フジコにギブアンドテイクといい、タイジの世話で、学校にいけないフジコ家庭教師をつけ、大検の資格を取らせるといいます。フジコは、行くところがないため、ハルコたちの前では、ありがたいと、この環境を受け入れるのです。

そのあとは、波乱万丈の物語が展開するのですが、あるときフジコだけが、タイジがすべての状況を理解していることに気がつきます。そして二人は・・・・。

フジコ役は、若き日の奥菜恵さんが演じていました。笑えるし、泣けるし、元気になれる作品です。

 

komiya

大人計画の主催者、松尾スズキさんをこの作品で知りました。脚本がすばらしくて、奥菜恵さんも熱演でした。

 

 

松尾スズキさんと言えば、NHK-FMで放送された『松尾スズキの“うっとりラジオショー”』も上質の笑いで、何回も聴いているね。

ろうdog

 

青春アドベンチャー 月~金 21時15分~21時30分(NHK-FM)

全5回~全15回(全10回が多い)で、ファンタジーやミステリーなどの物語をラジオドラマ化して放送しています。

過去の面白かった作品が、ちょくちょく再放送されるので、聞き逃したとしても、しばらく経つと再放送されることがあります。

 

最近聴いた、青春アドベンチャーのおすすめは、「北海タイムス物語」です。

「北海タイムス物語」あらすじ

ジャーナリスト志望の野々村巡洋は、マスコミの入社試験にことごとく落ち、唯一、北海道の倒産寸前の新聞社に拾われる。大手新聞社へ転職するための腰掛のつもりで働きはじめるのだが・・・。

 

komiya

新入社員の成長物語です。仕事に対して熱い情熱を持ったキャラの濃い人たちがたくさん登場します。

 

朗読 月~金 21時15分~21時30分(NHK-FM)

 

明治以降の日本文学、西洋古典の名作を、有名な俳優さんやNHKのアナウンサーが朗読します。

4月、5月は、川端康成の「伊豆の踊子」「雪国」の朗読が放送されていました。

 

komiya

川端康成の「伊豆の踊子」「雪国」の朗読は、女優の常盤貴子さんでした。

 

 

おはなしでてこい ラジオ第2 月火水 9時30分~9時45分

古今東西のお話を朗読、あるいはラジオドラマで放送する番組です。

月曜日は、年少児向けで、火曜日は、年中児向け、水曜日は、年長児向けです。

 

 

komiya

年長児向けの水曜日は、大人が聴いてもおもしろい朗読やラジオドラマです。

『おはなしでてこい』や『青春アドベンチャー』のファンタジー作品を、子供が幼い頃、読み聞かせの代わりに聴かせていました。その影響でと私は思っているのですが、子供は二人とも国語が得意でした。

幼いお子さんがいらっしゃる方は、ぜひ聴かせてあげてください。

 

まとめ

今回は、無料で聴ける朗読、ラジオドラマについて書きました。

 

komiya

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

おすすめ記事

オーデイオブックの世界について

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA